写真では、長く人物の撮影を中心にプリント作品づくりや、
展示などを表現の一つとして行ってきました。
最近はそうした作家活動での繋がりから
撮影や写真講師の依頼などをいただく機会が増えています。
そんな中で強く感じるのは、自分ができることを必要として下さる方がいるんだということ。
自分のできることが誰かの役に立つのだ、ということに大きな感謝と喜びの気持ちを感じていました。
一方で年齢的にもセカンドライフを真剣に考える年齢になり、
これまで表現活動の一つとして撮ってきた写真で、これからは誰かの役に立てたら幸せだなと思っています。
マッキーさんがビジネスプロフィール写真の講座を始めるということを知ったのは、
そんな中でのことですので、とても気になっていました。
マッキーさんとはBMW MINIのコミュニティーを通じて知りあっていましたが、
まだプロカメラマンになる前のマッキーさんの写真を通して
写真は人と人を繋ぐ素晴らしいコミュニケーションツールだと知ったほど。
そんな経緯もあり、『これはおそらく自分のために写真の神様が用意した講座だ』と勝手に思っていました(笑)
長く人物を撮影してきましたので、撮影そのものには大きな不安はありませんでしたが、
始めるにあたっての大きな興味は2点ありました。
一つ目はビジネス・プロフィール写真とは何かを撮影/仕上げの実行レベルで掴めること。
二つ目はビジネスプロフィール写真の分野で専門家と言えるレベルにあるかどうかの確認です。
一つ目のビジネス・プロフィール写真とは何かを掴むのは、比較的容易だったと思います。
こちらは講座の中で用意されている動画などで理解できますし、
またマッキー・マジック流を写真の仕上げ(現像)のレベルまで徹底して学ぶことができました。
二つ目は特に講座の最後の一ヶ月に集約されていました。
具体的には全4回に渡る作例の撮影、仕上げ、納品です。
これはモデルとなる方々の非常に前のめりな関わり、撮影人数・撮影枚数の点で、
自分だけではなかなか準備することができないレベルのものだと思います。
またそのプロセスの中で様々なフィードバックをいただき大きな自信を持つことができました。
そして最初の興味の他にとても大きなものをいただいた気がしています。
それは同じ目標に向かって三ヶ月の間一緒に走った仲間たちとの繋がりです。
カメラマンや写真家は元来一人で活動する孤独な仕事だと思いますが、
この繋がりはかけがえのないものだと感じます。
マッキー・マジックが与えてくれる最大のものは、こうした全ての経験を背景にした自信です。
ビジネス・プロフィール写真の専門家と自信をもって言える。
そんな気持ちになれたことにとても感謝しています。