「ビジネスプロフィール写真とは何か、明確になりました」0期生・ゲシチヅエさん

こども写真、家族写真をメインに撮影しているフォトグラファーです。

これまで、スポーツやウェディング、イベント、ライブなど、さまざまな現場で撮影してきました。
昨年、自分のスタジオを開設しましたが、友人知人をはじめ、大人のプロフィール写真は撮れませんかという声が意外とあること、またインタビュー写真の撮影なども行っていることから、スキルアップしたいと考えていました。

これまで写真は独学で、撮りながら学んできましたが、マッキーさんの撮影された写真を見ていて、この人の講座ならきっと得るものが多くあると思い、受講を決めました。

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講座を通して学んだ一番大きな点は、一般的なプロフィール写真とビジネスプロフィール写真との違いです。
プロフィール写真といっても、ビジネス利用とそうでないもので、どのように違いがあるのか、はっきり説明できるかたは少ないかと思いますが、その違いを意識することで、商品としてのビジネスプロフィール写真のクオリティを、大きく上げることができました。

ビジネスプロフィール写真では写真としてなにが重要なのか、動画教材も分かりやすかったですが、実習で撮影し、講評してもらうことで、実践的な学びがありました。

私はプロとしてお金をいただいて十年以上撮影しているので、カメラの設定などはもちろん理解していますが、それでも「ビジネスプロフィール写真」として撮影する、という、一つの目的に絞った撮影において、どういった点を意識して撮影するのか、新しい発見がありました。

また現像においても、ビジネスプロフィール写真ではなにを主眼にデータの調整を行うのか、はっきり分かりました。 最終的に目指す仕上がりがどんなものか、どうしてそうする必要があるのか、それらが明確になったことで、raw現像時の迷いがなくなりました。

撮影での声かけについても、たくさん学んだ点がありました。
これまでさまざまな現場で撮影をしてきたので、自分なりに声かけのスタイルがありましたが、マッキーマジックと呼ばれるマッキーさんの方法を学べたこと、また一緒に実習した同期のみなさんの撮影を見ることは、とても勉強になりました。

撮影現場に、複数のフォトグラファーがいる場面は少ないです。
自分以外のフォトグラファーがどのように撮影しているのか、実習ではそれを見ることができますし、どういう工夫をしているのか、お互いに話すこともできて、実習はとてもよい経験でした。

実習では同じモデルさんを複数のフォトグラファーが撮影する場面もありましたが、他のかたが撮影された写真を見ることができるので、こう撮るのか、といった発見や、こんな画角も試してみたい、といった刺激も多くありました。 実習では、同期となったフォトグラファーのみなさんと交流できたことも、私にはとてもよかったです。

同じ目標に向かって切磋琢磨する、という経験は、大人になるとなかなか少ないかもしれません。撮影したデータをその場でお互いに見せ合ったり、設定を話し合ったりする中で、技術的な面だけでなく、写真に対する真剣な思いなど、受け取ったものがたくさんありました。

これからも同期の仲間として、大事にしていきたい仲間です。

最後に、この講座はビジネスプロフィール写真の講座ではありますが、今回学んだことは、私が仕事で行っている他の撮影にも活かせることが多くありました。 すでに、インタビュー撮影や、企業様のパンフレット撮影、また自分がメインに行っているこども写真や家族撮影でも、これまで以上にクオリティを上げることができていると感じています。

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