ボランティアのパラスポーツ取材でご一緒する機会のある、0期生の松本さんと1期生の地主さんが卒業したプロカメラマン養成講座「マッキーマジック」。
お二人の活動を見て「ここなら私もプロになれるかもしれない」と、すがるような思いで申し込んだのが2024年7月中旬。そこから卒業撮影会の11月30日までの4ヶ月間、真摯に真剣にビジネスプロフィール写真に向き合うこととなりました。
8月4日、朝9時に集合してロケーション撮影実習から講座スタート。
この講座で「構図◯◯」と呼ばれるマッキーマジック基本の構図でひたすら撮りました。
マッキー秘伝のロケーションを巡りながらの撮影は、まだ真夏の暑さが厳しい中、それにも負けないくらい熱いものでした。
カメラと身体が一体となって撮ることの大切さを、改めて学んだ時間ともなりました。
ロケーション撮影を何回か実習した後で、スタジオ撮影へ。
動画で事前学習はしていたものの、初めての白ホリのスタジオ、初めてのストロボ設定。
何もかもが目新しく驚きの連続でした。
スタジオ未経験な私は、マッキーのアドバイスを逃すまいと、メモをしたり、撮影したりを繰り返しました。
実習が終わり、いよいよ実際のお客さまを招いての作例撮影会初回。
教えて頂いたテクニックをもとに「撮影できるはず!」と思っていたのですが、お客さまの表情をバリエーション豊かに引き出す声かけが上手くできなかったことや、絶対的な撮影枚数が足りなかったことに気付かされました。
これにはかなり落ち込み、マッキーに即座に相談…。
マッキーから「今までトレーニングしてきたことに自信を持って、お客さまに声かけすれば大丈夫」と背中を押してもらって前を向くことができました。
そういえば、講座が始まる前に「考えて考えて、考え抜いて撮ることが大事」と言われたのを思い出した。
最終4回目の作例撮影会に臨むにあたり、「お客さまがなぜビジネスプロフィール写真をマッキーに依頼してくるのか?」を改めて考えてみました。それは、マッキーとアシスタント、ヘアメイクで作り上げる独特の明るい楽しい雰囲気。今までになかった表情が引き出され、友達や同僚、クライアントに自信を持って見せたくなる写真が提供されていることにありました。
ならば、私もその雰囲気を作り上げる一員として何かできないだろうか?と思い立ったのが、「スマーイル」の声がけ。イントネーションを含め笑顔で楽しく話しかけたら、お客さまの表情を引き出すことができる魔法の言葉になるのでは? そんな気がしたのです。
見事に「スマーイル」はお客さまの心をとらえました。
そして、その表情を見た私の心も。
自然にカメラと一体化して夢中で何回もシャッターを押す、フロー状態。
プロのカメラマンとして一歩踏み出せた! そんな瞬間だったと振り返って思います。
4ヶ月間の濃厚な受講を経て、プロカメラマンとしての歩みを始めた「スマーイルなとめちゃん」。
お客さまから選ばれ喜ばれるカメラマンを目指して進化し続けます!