「積極的に行動すれば、全力で応えてくれる」0期生・パラキート松本さん

請われるがままに、障がい者サッカーを撮り始めて6年が経ちます。

それまではカメラは持っていても、どちらかと言えば自分で撮るよりも
デザイナーとして指示を出して撮影を頼む側でした。

写真を扱う仕事も多くありましたが、撮影の基本もろくにわかっていませんでした。
グラフィックデザイナーとしては恥ずかしいことかもしれません。

それが必要に迫られてカメラを握り、週末には必ず数千回ものシャッターを切る。
そのような生活に変わっていったのです。

我流で感覚的にスポーツ写真を撮り続けるだけでは
「カメラに撮ってもらっている状態」から抜け出せないんじゃないか? と悩んでいました。

https://www.facebook.com/matsumoto.chikara.9

そんな時、以前フォトヴィレッジ(写真コミュニティ)でお世話になったマッキーさんが
「ビジネスプロフィール写真講座」を開催すると知りました。

写真の基礎は人物撮影から、という話も耳にしていましたし、
以前からマッキーさんのお写真をfacebookで拝見して
「どうすればこんなふうに笑顔を引き出せるんだろう」「素敵だな」と思っていました。
マッキーさんのエネルギーにも惹かれ、個別相談でお話をした時には受講を決めていました。

講座は40本にもわたる動画による講義を軸に、スタジオ実習とロケーション撮影実習の組み合わせ。
自分のペースで視聴でき、かつ実際の機材を触りながら、大勢の仲間と一緒に試行錯誤する環境があります。
何よりも沢山のモデルの方々にご協力をいただきながら、作例までも作れる。
3ヶ月という短い時間の中に、相当な内容が詰め込まれています。

残念なことに、講義はパラスポーツ国際大会の撮影予定と重なってしまいました。
実際にはロケーション実習とスタジオ実習は一度ずつしか参加できず、
またオンラインでの交流もなかなかできませんでしたが、
それでも少ない機会の中で得るものは本当に大きかった。

与えられた時間の中で、さまざまなことを試すことができ、
それをフォローしてくれる頼もしい&楽しい仲間ができたこと。

そして、他の受講生に対するマッキーさんの厳しくも的確な添削は
自分の写真を見返すのに大きなヒントになります。

また写真の技術だけではなく、どうすれば仕事を取れるカメラマンになれるのか?
など、マーケティング面でも学ぶところがあり、充実のカリキュラムでした。

一つだけ、受講を希望する方に言うとすれば「積極性」が求められると言う点でしょうか?
これは私の課題でもあります。

積極的に講義&実習に参加する、積極的に意見交換や交流に参加する。
積極的に質問すれば、マッキーさんは全力で応えてくれます。
ですが、ただ受動的に講義を受け、ただ仲間と関わっているだけでは
得られるものは半減してしまうと思います。

引っ込み思案な方は「自分を変える」ために受講するというのもありかもしれません。
そんな自分も、作例モデルになってくださる方を募り、少しずつですが自分で動き始めています。

写真のテクニックを学ぶのはもちろんですが、
もっと大事なことを学びましたし、自分で気がつくことができます。
それこそがマッキーマジックなんだ、と思います。

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